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京借連第27回定期総会参加者の皆さん |
京借連は、11月3日、代議員17名の参加で第27回定期総会を開催しました。中田会長の開会挨拶の後、来賓の京都第一法律事務所の岩橋弁護士から借地借家人の権利を守るために京借連と一緒に闘うとの挨拶がありました。馬場事務局長より方針案が詳しく説明され、今後の活動として家賃補助創設や家賃保証会社の規制、京都市への要望、組織の前進を勝ち取ることなどが提起されました。最後に、来年2月の京都市長選挙で奮闘することが訴えられました。
討論では、4人の代議員から発言がありました。中森さんは、立ち退きで8件あった建物が2件になってしまったが、家賃を上げると脅しも受けながら明け渡しをせずに奮闘しているとの発言がありました。奥田さんは、無断修繕を理由に明け渡し裁判を訴えられ、事実を基に反論し闘いを有利に切り開いてきました。京借連・弁護士と親密に相談しながら進めてきたことで安心して頑張り納得のいく解決ができました。貝本さんは、家賃増額裁判で裁判所の不動産鑑定士が行った賃料の鑑定で判決が下り、鑑定費用の支払いが大変でしたが、2年後にまた賃料増額の請求を受け現在裁判を闘っています。小林さんは、建物が老朽化してきている現状を家主が修繕しないことから賃料減額の調停を申立て、家賃が半分になったことなどが報告されました。
討論の後、まとめの報告があり、方針案・決算・予算案が採択された後、次期役員として中田健二会長、馬場博事務局長他11名の新役員が全員の拍手で承認されました。
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