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非正規のシングル女性の仕事・住まい
住まいの貧困ネットがシリーズで学習会

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シングル女性の実態を報告する茂木直子さん

 住まいの貧困ネットは、住宅問題を抱える様々な人達を招いて「住宅支援を考え、実践をめざす集い」シリーズを始めました。
 第1回「非正規シングル女性の仕事・暮らし・住まい」が10月5日午後6時半から新宿区内で、非正規独身女性の互助団体「KIBI」(キビ)代表・茂木直子さんを招いて開催されました。
 非正規独身女性の年収は「150万円未満」3割、「250万円未満」7割―職能向上の機会もなく低賃金・不安定の仕事しかない―「不本意非正規」女性が多数です。
 年収150万円未満の6割が「住居費を家族が全額負担」、賃貸・一人暮らしをしているのは年収150万円以上の人です。
 茂木氏は非正規独身女性の状況について強調しました。
 「失業者でもシングルマザーでもなく働いて自立しているため、特に支援制度があるわけではなくセーフティネットの対象外で、『働いて納税しても再分配なし』の状況にあります」。
 討論では、働いて自立しているとしても、低収入で相対的貧困にある非正規独身者にも、家賃補助・公営住宅等の居住支援が必要であるとの意見で一致しました。

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