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働いた分だけ しあわせに生きたい 東京弁護士会プレシンポ

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第61回人権擁護大会プレシンポ
(8月18日)

 東京弁護士会主催による第61回人権擁護大会プレシンポジウム「脱貧困強制社会―働いた分だけしあわせに生きたい」が8月18日午後1時30分から東京弁護会の会議室で開催されました。
 ジャーナリストの藤田和恵氏が「私たちは『貧困強制社会』で生きている」と題して講演しました。藤田氏は、取材した非正規雇用で働く若者の労働実態について、有給休暇も社会保障もなく長時間労働など無法地帯の労働実態を明らかにした。一方、ネット社会では自己責任論が蔓延し、貧困の人達が声を上げることすら奪っていると指摘しました。パネルデスカッションでは林治弁護士の司会で首都圏青年ユニオンの佐藤和宏事務局次長、弁護士の竹村和也氏も参加し、どうすれば貧困をなくすことができるか議論しました。
 非正規で個人加盟の20代・30代の若者を組織している首都圏青年ユニオンの佐藤氏は、労働組合の役割を強調し、会社の不当労働行為に対してSNSを使って組合員を結集し、団体交渉で未払いの残業代を支払わせる経験等を報告しました。竹村弁護士は、違法な働かせ方の横行と同時に日本の社会保障の貧弱さも指摘しました。
 住宅問題では低家賃で入居できる公営住宅が日本では少なく、家賃補助の必要性なども議論されました。(細谷紫朗)

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