4月19日、大阪市港区民会館で賃貸住宅トラブル全国ネットワークの定時総会in大阪が開催されました。
この会は全国追い出し屋対策会議と敷金問題研究会とが合併して昨年に発足しました。北は埼玉から南は熊本までの司法書士、弁護士約40名が集まり開かれました。
開会には大阪司法書士副会長の長田弘子さんが挨拶され、来賓として全国借地借家人組合連合会の田中祥晃会長が挨拶しました。
田中会長は、生活苦で住まいを追い出される人達が作り出されようとしている時、賃貸住宅問題の運動が待ち望まれています。全国借地借家人組合連合会も皆さんと呼応して共に運動を進めましょうと挨拶しました。
野々山弁護士(前独立行政法人国民生活センター理事長)が「賃貸契約における消費者契約法の判例の動向と新たに制定された消費者訴訟特例法」について基調講演を行いました。第1に賃貸契約における消費者契約法判例の動向。第2に賃貸契約に関する最高裁判例の内容。第3にこの現状をどう打開するか1時間半にわたり講演がありました。その後、役員選挙に入り17名の幹事が選出され、早速第一回役員会が開かれ、大阪の増田尚弁護士が代表幹事に選ばれ閉会しました。 |