脱法ハウス問題を告発 ６・１２住まいは人権院内集会で 住まいは人権を考える院内集会 　「追い出し屋規制法の早期制定、住まいは人権を考える院内集会」が６月１２日(水)、参議院議員会館で開かれました。第一部では、追い出し屋、家賃取り立て１１０番の実施結果報告、家賃取り立て屋と弁護士の遣り取りが報告されました。 　消防法違反や劣悪な住環が問題になっている一部の「シェアハウス」に見られる“脱法ハウス”と追い出しが明るみになり、３人の告発者からは、ネットカフェ大手「マンボー」が運営する東京の施設では、６階建てのオフィスビルを改装し約８０室を貸し出しています。同社は、東京都内で運営している施設が消防法違反を指摘されたことから、類似する同施設を６月末で閉鎖を一方的に通告しました。同施設に住む男性は、窓もなく、狭い居室にもかかわらず「家賃は５万５千円」、「突然の退去通告、多くの利用者は困っている」と訴えていました。 　第二部として、（１）東日本大震災と住宅人権として、双葉町の住民が埼玉県桶川市で２年３ケ月以上たっても避難所くらしである事。（２）住まいの貧困に取り組むネットワークからの報告、（３）「脱法シェアハウス」に関する国交大臣あての申し入れで政府は脱法ハウスの実態調査を指示した事を報告された。