4月25日(水)の第一回常任理事会で総会方針にもとづき組合員の減退に歯止めをかけ、増勢に転じ強大な全借連の組織建設をめざし、6月〜11月まで、全国で500名の組織拡大月間を設定しました。
今、社会情勢は増々貧困と格差は拡大され1996年に国民の預貯金なしの人が10%から2011年には30%に近づき、非正規雇用が拡大しています。収入の格差が広がり、正社員の平均が31万円に対し、非正規の賃金は19万円と大きく広がり、生活保護受給者が200万人を超え生活苦と住まいの貧困が広がっています。
このような情勢の下で借地借家人組合の出番の活動が求められています。
第29回定期総会では「借地借家人の権利を守り、国民本位の住宅政策の確立」を実現するためには、強大な全借連の組織建設をめざし運動の原点を一人一人の組合員が理解することです。組織拡大では、一部の幹部の活動ではなく、すべての組合員が参加する大きな運動にする事が求められています。
全国の組合役員の皆さん、組合員の皆さん、今私たちに求められている組織の拡大は後退傾向に歯止めをかけ、増勢に転じることが求められています。
1.減退を食い止め増勢に転じよう
減退をなくすためには、組合費の滞納克服が重要になっています。
滞納の原因を明らかにし、滞納している組合員を訪問し、原因を聞き克服の手立てをすることは、退会予備組合員をなくし、減らさず増やす活動に転じることになります。
減らさず増やす活動に転じましょう。
2.役員と組合員が一丸となり目標達成のため頑張ろう
・組織拡大では「数は力」です。組合員全員に拡大の必要性を訴え拡大運動に参加してもらいましょう。
・組合の協力団体や個人にも組合加入や紹介運動を広げましょう。
・借地借家人組合を知ってもらうためポスタ―、チラシ、街頭宣伝を積極的に行いましょう。
・それぞれの組合では、拡大目標を決め、役員と組合員が一丸となり目標達成のため頑張りましょう。
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