東借連・江東区借組 組合長 皆川 弘
東借連・江東借地借家人組合は、十一月九日第四十回定期総会と結成四十周年記念行事を五十余名が参加し亀戸駅北口カメリアプラザで開きました。
冒頭、全借連からお祝いと連帯のメッセージを議長の宮下さんから披露されました。
その後、東借連細谷専務理事、日本共産党東京十五区候補者吉田年男さん、東京東部法律事務所の榎本弁護士と西田弁護士、江東民主商工会森外さん、力運の西村社長からお祝いと激励の挨拶を頂きました。
江東借組は、総会実行委員会をつくり今回の総会を四十周年に相応しい内容にするため、会員の増勢の中で迎えようと、二月十五日午後四名の会員で区内に一千枚のチラシを配り、三月三十日に計画した恒例のお花見の集いのお誘いなどを訴えた結果、五名の新しい会員が参加して下さりとても元気づけられました。
三年前に入会した江戸川区の借家に住む三名の会員から、当初の提示額の倍額の立ち退き料で明け渡しに応じたもののその方々から多額のカンパが寄せられてこの四十周年記念事業を財政面から支えられました。
墨田区大平四丁目に住む借家人十二世帯が地上げ問題で入会し、真夏の中大平町の現地へ何度も出かけ激励しました。
七月四日五日の両日大阪キャッスルホテルで開かれた全借連第二十七回定期総会にも参加しました。その直後、組合の主催する定期相談会が江東区報に掲載され、当日三名が入会しました。
また、七月には地上げ問題で一名がさらに入会し、九月には八名が地上げ問題で入会しました。いずれも東京の地上げ業者で毎月十日に地代の集金に来るのみで現在沈黙を続けています。
このようにして四十周年総会は増勢の中で成功させることが出来ました。
私達は、この四十年間地道な活動を続けてきただけで何の取柄もないと思いますが、只一つ誇れるのは、四十年間無事故で継続できたことです。
四十周年記念事業として、この間の活動を「四十年の歩み」にまとめました。
今後もこの伝統を引き続き維持して行きたいと決意を新たにしています。
|