6・14住まいは人権デー
今こそ住宅政策の転換を
“安心できる住まいを”
住まい連や貧困ネット代表がリレートーク
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雨天の中行われた6・14住まいは人権デー(池袋駅東口) |
14年前の6月14日、第2回国連人間居住会議で採択された「居住の権利宣言」を記念して、住宅運動団体が毎年行なっている「住まいは人権デー」を今年も6月14日の夕方5時半から池袋駅東口で実施した。雨天のため、チラシの宣伝は中止し、住まいの貧困に取り組むネットワークに結集するハウジングプアの当事者と住宅運動団体が次々とハンドマイクでリレートークを行なった。
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みほこんさんのバイオリン演奏も入った住まいは人権パーティー |
リレートークでは、腎臓病で人工透析をされている方、入居差別をされた経験をもつ女性、派遣切りで仕事も住所も失った人に住宅を提供する労働組合の代表、耐震不足で公団住宅の退去を求められている住民代表がマイクで住まいの貧困の実態を訴えた。
借地借家人組合を代表して東借連の細谷事務局長は「保証人を立てられない借家人は僅かな家賃の滞納でも保証会社からアパートの退去を求められている。安心して居住するために公的な保証人制度や家賃補助が今必要になっている」と訴えた。街頭宣伝終了後、豊島区生活産業プラザで60名が参加して「住まいは人権パーティ」を行なった。バイオリニストのみほこんさんの演奏で盛り上がり、当日発刊の貧困ネットや住まい連の本とパンフが紹介された。 |